これは、2012.04.13.~04.21の記録です。
キエフからモスクワへ
キエフからフライトでモスクワに移動しました。
モスクワのシェレメチボ空港から市内へ高速鉄道があります。
地下鉄を乗り継いでホテルに向かいました。
この日の夕食はキルギス料理でした。ホテルで勧められました。
店内はキルギスのある中央アジア文様です。
次の日のホテルの朝食です。
ホテルの近くでは兵隊の朝の訓練です。
常設の簡易トイレがありました。
トレチャコフ美術館
今日はトレチャコフ美術館、プーシキン美術館です。
地下鉄ベラルーシ駅で乗り換えです。
乗り方が分かると地下鉄は便利です。
豪商トレチャコフが収集し、市に寄贈したトレチャコフ美術館付近は芸術の雰囲気があります。
お土産屋さんもあります。
入り口は人家のようです。
美術館内のレストランで昼食です。
プーシキン美術館
トレチャコフ美術館から歩いて、モスクワ川を渡り、プーシキン美術館に向かいます。
モスクワ川に架かるこの橋は地元の名所のようです。
橋の上にたくさんの金属の木があり、これにたくさんの閉じた鍵がぶら下がっています。
丁度その時、新郎とウエディングの花嫁が木に鍵をかけ、鍵を閉じようとしていました。
永遠の愛を願っているようです。
橋からクレムリンが見えました。
プーシキン美術館に着きました。
プーシキン美術館の収蔵品数はエルミタージュ美術館に次ぐ、世界第2位です。
宗教画(イコン;木板に描かれたアリア、聖人など)もあります。
ここですごかったのはヨーロッパ絵画です。
ルノワール
セザンヌ
ゴッホ
モネ
マティス
ゴーギャン
作者不明
子供たちも見学です。
これだけの本物を見られる子供たちは幸せです。
4月といってもまだまだ寒いのですが、公園に人は多く、夕暮れを楽しんでいるようです。
旅行最後の夕食
ホテルに戻り、フロントにレストランを紹介してもらいました。
地下鉄に乗る必要がありますが評判のレストランとのこと。
お店の名前と人に尋ねる文をメモしてもらいました。とても親切な若いフロント男性でした。
店内をカメラで撮ろうと思いましたが今いちなので、隣テーブルのグループを撮りました。
シャッター直前、グループの女性は顔を隠しました。
すると、グループの男性が金を出せと言いました。
撮影料です。
ここは日本の敵対国ロシア、ちょっと困惑しました。
その様子を見てか、別の男性が冗談だと言いました。
このグループはウラジオストックから休暇でモスクワに来たとのこと。
ウラジオストックでは車の90%以上が日本製と言います。
ロシアのサッカーリーグで活躍している本田も知っていて、日本には好意的のような感じでした。
クレムリンと百貨店グム
今日は旅の最終日、クレムリンに地下鉄で行きます。
クレムリンの近くにはお土産屋さんが並びます。
クレムリンは不思議なところです。
城塞であったところに、教会、宮殿、武器庫があり、レーニン廟があり、
そしてロシア大統領府があります。
その時の権力者の拠点のような気がします。
門をくぐってすぐに、ロシア正教会のカザンの聖母聖堂があります。
スターリンに破壊されましたが、再建されたとのこと。
ロシア共産党は宗教を弾圧しましたが、ペレストロイカ以降、
宗教を認めざるを得ない雰囲気となったらしい。
その時、信者らしき人たちが僧衣をまとった人に続き教会から出てきました。
レーニン廟に入るために、ながーい行列ができていました。
レーニン廟の中は暗く、衛兵が遺体を守っていました。
赤の広場の向こうに、クレムリンの象徴である、ワシーリ寺院が見えました。
ウスペンスキー大聖堂です。
巨大大砲を飾っています。実戦で使ったことはないようです。
これは巨大な釣り鐘です。一部か壊れています。ロシア人は巨大なものが好きなようです。
新婚さんが記念撮影です。
クレムリンにはいくつかの塔があります。これは最も高い塔です。
その塔の下をくぐり、入場することができます。
赤の広場でクレムリンと向かい合っているのがグム百貨店です。
19世紀後半に完成した建物はロシア建築を代表しています。
中は広く、1000以上の店舗があります。
そして、日本食がありました。
コーヒーの名前も日本語がありました。
その名前が「武士道」ですが、ロシア人はどんな味をイメージできるのでしょう。
おいしそうなパンがありました。
帰りのアエロフロート(ロシアの航空会社)の機内でウォッカを買いました。
CAはお釣りがないので、端数切捨てで良いと言いました。
ロシア、ウクライナの旅の終わりです。
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