【中東の旅】首都アンマン(ヨルダン)編~⑥~

ヨルダン

これは、2013.07.29.-08.06の記録です。

ペトラ観光後、ヨルダンの首都アンマンに移動しました。

死海

今日の午前は死海です。

海抜マイナス400mです。
海の水面より、400m以上下に死海の水面があります。

死海に流れ込む川がありますが、死海から流れる川はありません。

流れ込むヨルダン川の水かすべて蒸発することになります。

乾燥地帯で暑く、低地にあることは更に暑さを増し、水が蒸発します。

そこはリゾートになっていて、入場料が必要です。

死海の水際の水底は砂ではなく、白い塩が堆積していました。

塩の上を歩き、沖に進みます。

海水は暖かく、気持ちの良い水温です。

予想通り、何もしなくても浮きました。

腹ばいになると危ないです。

体が浮きすぎて、顔が水中に埋没しそうになります。

死海の海水は塩が飽和している、高濃度ですから、これを飲むと危ないと言います。

30分くらい何もせずに、ただ浮いていました。

ここには、死海ならではの、死海泥パックのお店がありました。

料金は500円程度ですから、超格安です。

料金を支払うと、お兄ちゃんがバケツから真っ黒な死海の泥を手ですくい、
顔も含め、全身に塗ってくれます。

日陰の椅子で数10分、まどろみました。

アンマン城

ヨルダンの首都アンマン近郊で、羊を連れた遊牧民のベドウィンを見かけました。

遊牧民のいるヨルダンでは正確な人口は不明らしい。

アンマン城付近には紀元前7000年前の世界で最も古い農耕・牧畜をしていた、
3000人の集落遺跡があります。

アンマン城はメソポタミア、ギリシャ、古代ローマ、
東ローマ帝国、イスラムと支配者が変遷します。

その遺跡のアンマン城がアンマンの中心地の小高い山にあります。

ここからアンマンの街を見下ろすことができます。

小さな窓を持つ、石作りの似たような家々がとこと狭しと建っています。

古代ローマの遺跡、ヘラクレス神殿。

イスラム宮殿の跡。

ここから、古代ローマの遺跡であるローマ劇場が見えます。

モスク

ヨルダン最大のモスク、キング・アブドゥッラー・モスクです。

ラマダンの夕食

旅はラマダンと重なりました。ラマダンはイスラム教の断食期間です。

ラマダンは、日の出から日没までの食事などを制限していますが、
これ以外の時間であれば食事はできます。

日の出から日没までが断食です。

夕方、「ドーン」と言う音が鳴り響き、食事のできる時間帯に入ったことを知らせます。

店は大賑わいでしたが、運よく席を取ることができました。

朝、昼抜きの今日唯一の食事です。

注文したメニューはコースでした。スープから肉料理まで、
10皿以上の料理が次から次と、しかも短時間で出てきました。

とても食べきれません。いくつかをスルーし、
一口一皿の食事でしたが、お腹いっぱいでした。

近くにテーブルでは多くに人が、煙を水中に通して吸う、水タバコを楽しんでいました。

お茶の入ったタンクを背負ったおじさんがお客さんにお茶をサービスします。

おじさんは前かがみになり、タンクからのホースでカップにお茶を入れ、差し出します。

泊まったホテルは外観がアパートのようです。

ジェラシュ

今日は、夕方のフライトで帰国です。

それまでの時間を使って、古代ローマ遺跡のジェラシュに行きました。

広い敷地の遺跡でした。

ハドリアヌス凱旋門。

帰国

ヨルダン・アンマン空港から中東アラブ首長国連邦ドバイ経由で帰国しました。

中東の旅、おわり。

【中東の旅】イスラエル編~①~はこちら
【中東の旅】パレスチナ編~②~はこちら
【中東の旅】エルサレム旧市街編~③~はこちら
【中東の旅】ハイファ編~④~はこちら
【中東の旅】ペトラ(ヨルダン)編~⑤~はこちら

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