イスタンブールへ:
ベイルートからイスタンブールに向かいます。機内食はありましたが、期待するものではありません。
イスタンブール近くのアタチュルク空港に着いたときは日が暮れていました。
ホテルの住所を確認し、バスでホテルのあるイスタンブール市内に向かいました。
このようなリムジンバスがあると少し安心します。タクシーとの運賃交渉もありません。
イスタンブール市内に到着しました。
ホテルは裏通り
さて、ホテルはどこにあるのか。何人かに聞きますがよくわかりません。
住所はこのあたりです。ホテルは路地裏でした。人気はほとんどありません。
ホテルの名前は“ザ ムーン レジデンス”。ホテルではなく、寝泊まりするだけのB&Bです。
ホテルの前に、スーツ姿の体格の良い、お兄さんがいました。体格の良さが絡み、ボディガードのようでした。路地裏で不気味でした。
フロントはホテルマンとは思えない、愛想のない、太った中年男性でした。フロントと言っても、テーブルにパソコン1つ。
大丈夫かなぁ。
翌日、ホテルの周辺を見ると、そこは工事中の一帯に隣接していました。
恐らく、古い建物を壊し、都市開発を行っているのでしょう。ホテルの写真映りはいいです。
通りに面する部分は改築したようです。インターネットでホテルの予約をしましたが、インターネットと実際のイメージに落差があります。
1.jpg)
2.jpg)
3.jpg)
大衆食堂
夕食はホテルフロントの中年に聞いたレストラン?でとりました。
ここは地元の一般の人が来る食堂でした。
おかず、飲み物を注文し、大きなタッパに入ったパンを自由に取ります。
椅子は丸椅子、鉄の4本足のテーブル。
お客さんは多く、その身なりは、まさに地元。女性客はいませんでした。
でも、味は良かった。価格も数100円。ホテル、食堂とトルコを実感できました。
4.jpg)
5.jpg)
6.jpg)
新市街から旧市街へ、金角湾の下を電車で:
今日はイスタンブールの代表的観光名所である、通称ブルーモスクと呼ばれているスルタンアフメト・モスク、アヤソフィア博物館とその周辺の観光です。
ホテルの従業員の案内で広場を横切り歩いて5分ほどの電車の駅まで一緒に行きました。
この従業員から切符の購入方法を教えてもらいました。従業員の好意です。
7.jpg)
8.jpg)
9.jpg)
新市街から旧市街へ電車は金角湾の下をくぐり、目的地に向かいます。
この海底トンネルは日本企業も参加した工事でした。
電車はとても新しく、驚きました。
当初の計画は、事前に、インターネット予約したフリーツアーと呼ばれている、ボランティアが企画する観光ウォーキングに参加することにしていました。
ここはスルタン・アフメト公園であり、その周辺に、ブルーモスク、アヤソフィア博物館、トプカピ宮殿があります。少し歩くと、地下宮殿、グランドバザールがあります。
10.jpg)
フリーツアーを待っている間、トルコ人が流ちょうな日本語で話しかけてきます。
この人たちは、何か目的があります。
なので、人を待っていると告げます。そうすると、それ以上話しかけてきません。
でも、この日本語のすごい流暢さは何でしょうか。
トルコ語の文法は日本語に似ていると言いますが。何年間も日本で生活していたのかなぁ。
日本語を話すトルコ人がほとんどこの調子です。
驚きです。
絨毯の売り込み
時間が過ぎても、誰も来ません。どうしようか。
その時、大学生らしき青年が声を掛けてきました。日本語を勉強している好青年、観光客目当ての目的もなさそうでした。周辺の観光名所を楽しんでくださいとのこと。
しかし、この青年の一族は絨毯を販売していて、すぐ近くに店があると言います。
少し乗せられてきました。
見るだけでいいので、見ませんか。
11.jpg)
結局、店ではなく、店の横を通り、絨毯が数多く置いてある、部屋に行きました。
そこには、この青年のお兄さんがいました。このお兄さん、流ちょうな、丁寧な日本語を話します。
お茶が出てきました。会話が始まります。
最初に、見る方向により違ったデザインとなる絨毯を見せてきました。
確かに、素晴らしい。
このお兄さんはプロの営業でした。
絨毯を買わせようとしているのですが、会話に強引さがまったくありません。
日本を数多く、訪れ、絨毯販売をしている。近く、名古屋に行く予定があるとのこと。
でも、絨毯の値段は言いません。こちらにいくらと思いますかと聞いてきます。
ふらっと、なりそうです。名刺だけ頂いきましたが、変な顔もしませんでした。
アヤソフィア博物館
さてと、アヤソフィア博物館に行きましょうか。
アヤソフィア博物館は、ここが東ローマ帝国時代に、キリスト教の大聖堂として建設されました。
その後、オスマン帝国になったとき、一部改修され、イスラム寺院となりました。
近代になり、博物館となりました。
同じ建物を、異なる宗教が使う例はほかにもあります。
スペイン・コルドバのメスキータはイスラム寺院として建設され、キリスト教会になりました。
アヤソフィア博物館には、壁で隠された、キリスト教のモザイク画があります。
現在、このモザイク画を見ることができます。
12.jpg)
13.jpg)
14.jpg)
15.jpg)
16.jpg)
巨大な円形のカリグラフィーはイスラム教の聖人の名前です。
17.jpg)
イスラム教の聖職者がここに立ちお説教をするようです。
18.jpg)
現在は博物館ですが、その前はモスクでした。いずれのモスクも天井の装飾は素晴らしい。
19.jpg)
贅沢を尽くした生活用品を見ることができます。
20.jpg)
21.jpg)
はがれた壁からキリスト教が出現します。
偶像崇拝禁止のイスラム教が使用する時、単に壁を塗るだけでとどめたことは意外でした。
22.jpg)
23.jpg)
24.jpg)
ザクロジュース
モスクの前の広場でザクロジュール売りがいました。その場でザクロを絞ります。
1杯買いました。
25.jpg)
スルタン・アフメト寺院(ブルーモスク)
26.jpg)
27.jpg)
門をくぐり、中庭に入ります。
28.jpg)
29.jpg)
寺院内に入る場合の服装が示されています。
30.jpg)
31.jpg)
32.jpg)
33.jpg)
34.jpg)
35.jpg)
36.jpg)
次は地下宮殿です。
ここは、ローマ帝国時代の貯水場です。柱がありますが、再利用と間に合わせなのでしょうか、石の顔が横を向いたり、逆さになったりして、土台となっています。映画、007の撮影現場にもなったそうです。
37.jpg)
38.jpg)
39.jpg)
メデューサの顔が土台になっている石柱です。
メデューサは、ギリシャ神話の見たものを石に変える怪物です。
40.jpg)
グランドバザールに向かいます。
ここでしつこいトルコ人に会いました。小話を英語でまくしたてます。こちらが歩いていても、ついてきて話を続けます。土産物屋の販売員です。無視です。
41.jpg)
グランドバザールは建物の中に、宝石、金細工から食料品まで、数知れないお店。
しかも、品質は高そうです。世界一のショッピングモールかも知れません。
42.jpg)
43.jpg)
44.jpg)
45.jpg)
46.jpg)
48.jpg)
49.jpg)
47.jpg)
ストリートミュージシャンがいました。
50.jpg)
51.jpg)
トプカピ宮殿に行きましたが、入場時間過ぎで入ることができませんでした。
52.jpg)
今日はたくさん見ました。明日は、世界遺産のイスラム寺院の予定。
でも、同じような模様なのかなぁ。
旅行代理店に入る。
ガイドブックを見て、ようし、予定変更。少し遠いが、パムッカレだ。
でも、フライト、ホテルの予約もないし。
取り敢えず、ホテルの近くの繁華街で旅行代理店を探そう。
ありました。入ったのが、18時でした。閉店時間は18時30分でした。滑り込みセーフです。
1時間程度のフライトでイズミールへ。ホテルも予約しました。荷物は今泊まっているホテルに置いておきます。イズミールからパムッカレの往復の移動もお願いしました。
夕食はレストラン
夕食はレストランで取りました。
53.jpg)
54.jpg)
55.jpg)
コメント