概要:
旅の目的:ヒンズー教と仏教のアンコールワット。
入国経路:直行便なく、ベトナム・ホーチミン経由。
旅の準備:コロナワクチン証明(ベトナム)。
出国:羽田空港からベトナム・ホーチンミン。
入国:ベトナム経由カンボジア・シェムリアップ。
入国審査:アライバルビザ。
サンセット、夕食。
旅の目的:
先の旅で、3大仏教遺跡のバガン遺跡(ミャンマー)を巡りました。
今回は3大仏教遺跡のアンコールワットとその周辺の遺跡を巡ることにしました。
大繁栄した都アンコールワットが歴史から消え、ある日、突然、密林の中から発見されたことは衝撃でした。
歴史から消え、突然発見された遺跡は他にもありました。
イタリアのポンペイは火山の噴火で埋もれていました。
アルジェリアの古代ローマ遺跡ティムガットは砂漠に埋もれていました。
アンコールワットと仏教の関わりは少し複雑です。
アンコールワットの建設はヒンズー教の寺院としての建設でした。
その後の王が仏教の寺院としました。
ヒンズー教は仏教を内在しています。
仏陀はヒンズー教の神の化身の1つとして位置づけられています。
仏教もヒンズー教を取り入れています。
仏教に登場する帝釈天、毘沙門天などはヒンズー教に由来します。
これらの宗教は自身の拡大を図るため、変貌し、信者の獲得を目指しました。
もう1つの要素はアンコールワットを建設したクメール王朝の王の引継ぎにあります。
王の子が王となるのは珍しく、王はその親類の中で最も勢力の強い者が王となりました。
親類はヒンズー教信者と仏教信者が混在していたので、時の王が信ずる宗教が変わることになります。
仏教信者の王の時に仏教を国教として定めました。
アンコールワットが仏教寺院となりました。
2.入国経路:
コロナはかなり沈静化したものの入国にコロナ関する条件を設定している国があります。
ベトナムは1万米ドル以上の入院保険に加入していることが条件となっています(ネット)。
この保険に関し宿泊予定先のホテルの問い合わせると入国に関してそのような条件はないと言います。
とは言うものの、カード会社に連絡し、保険加入証明と取り寄せました。
アンコールワットのホテルは無料の送迎サービスがあったのでお願いしました。
カンボジア・シェムリアップのホテルに直接メイルをしましたが応答がありません。
しかし、予約サイトのBooking.comを経由したメイルは応答がありました。
空港ロビーで私に名前を書いたカードを持っている人が待っているとのことでした。
2回の移動はバスです。
このバス切符もネットで簡単に購入できました。
2回目のバス移動は購入直前ではじかれてしまいバス会社にメイルしました。
苗字と名前を入れ替えるとよいとのことでそのようにすると購入できました。
日本からカンボジアへの直行便はありません。
経由地としてタイのバンコク、ベトナムのハノイとホーチミンがあります。
これら経由地からカンボジアへのフライトはカンボジア航空のみでフライト料金はかなり高めに設定されています。
ホーチミン経由でカンボジアのシェムリアップにフライトで入り、シェムリアップからプノンペンへの移動とプノンペンからホーチミンへの移動はバスにすることにしました。
出国(羽田空港):
今回のフライトはLCCとJALのセットでした。
共に深夜便です。
ホーチミンで7時間待ちのフライトでカンボジアのシェムリアップ入りです。
羽田のJALラウンジは以前と様子が異なっていました。
以前はバイキング方式でしたが、注文をとる方式に変わっていました。
味は変わっていません。
ビーフカレーは美味しかった。

LCCにはテレビはありませんがJAL便はテレビがあり「笑点」は面白かった。
ベトナム・ホーチミン入国:
ホーチミン到着5時50分。
トランジットですが手荷物を受け取るためにベトナムに入国します。
入国審査の3つの窓口が開設していました。
乗客は数10人であり時間がかかっています。
私の場合トランジットと言うと2分もかからず審査を終えました。
ここで入院保険の加入証明書の提示の必要はありませんでした。
コロナの鎮静化でこの条件は解除されたようですがネットには反映されていなかったようです。
手荷物をピックアップし国際線の出発口に向かいます。
出発口は隣でした。
エスカレーターで2階に来ました。
更に上に行こうとするとそこにエレベーターを待つ清掃員の中年女性がいました。
中年女性は私を手招きしエレベーターを勧めたのでエレベーターで出発ロビーに進みました。
次のフライトは7時間後、超余裕と思っていました。
チックインカウンターの近くのベンチに座っていました。

チェックインは予想より早く、フライト3時間前から開始しました。

チェックインはパスポートのみの提示だけで済みました。
Eチケットの必要はありませんでした。
フライト1.5時間前に出国審査に行けばよいと思いました。
予定通り、1.5時間前に出国審査の列(塊)に並びました。
出国審査を待つ人が数100人いました。
出国審査の列の前にジグザクになった数100人。
そして、列が進みません。
出国審査を通過したのがフライトの20分前でした。
手荷物検査ではベルトが金属探知機に反応しました。
ベルトを外し、再度、金属探知機を通りました。
搭乗口に着いたのはフライト出発の10分前でした。
その時、搭乗を待っていた乗客は1/4程度と思います。
フライトは満席でした。
そして、私を除いて乗客はすべてが白人でした。
その白人の会話は聞いたことが無い言語でした。
カンボジア入国:
予定の時刻にフライトが到着しました。
ここでビザを取得する必要があります(アライバルビザ)。
ビザ取得の要領が分からずビザ取得者の入国審査の列に並びました。
前の人にビザを持っているかと、聞くと「Yes」でした。
そして、後ろを見るとビザ発券のコーナーがありました。
ビザ発券コーナーに行き、パスポートを渡し、30米国ドルを支払うと、小型カメラで顔写真を撮られました。
5分もしないうちに名前を呼ばれました。
パスポートを見るとカンボジアビザが貼ってありました。
ホテル到着:
手荷物を受け取り空港ロビーに出ました。
ロビー出口の前には私の名前のあるボードを持った男性がいました。
ホテルに連絡していたトクトクのドライバーです(無料)。
ドライバーは空港に携帯のSIM販売店はないと言います。
ホテルへの道すがらSIM店に寄りました。

SIMは1週間、2週間の設定がありました。
カンボジア滞在は8日間なので2週間セットにしました。
支払いは米国ドルです。
カンボジアに自国通貨はありますが米国ドルも同様に通用しています。
ホテルにチェックインすると、早速、明日からの予定を聞いてきます。
ホテルにはプランが用意されていて、それによると計画していた3日間の予定を2日間でこなすことができます。
予約しました。
1日目のプランは日の出鑑賞を加えたので朝5時出発です。
そして、到着日にサンセットプラン($10)がありこれも予約しました。
これらの料金はすべてホテルフロントの女性に支払います。
この女性がトクトクも含めすべてを仕切ります。
サンセットプラン:
17時、ホテルをトクトクで出発します。
場所はアンコールワット近辺のようです。
目的地に行く前にアンコールワットの入域チケットを購入します。
3日券を購入しました。
購入2日目がチケットでは1日目となります。


寺院の入り口です。
ここから徒歩です。
プノンバケン寺院はアンコールワット地域で最も高い場所、標高65mにあります。
早速、入域チケットの確認がありました。

入り口で楽器演奏です。
気に入れば募金をします。

遺跡の数か所は撮影場所が設定されていました。
夕陽が遺跡に当たる場所でした。

更に進みます。

階段を登ります。

多くの欧米人観光客で賑わっていました。

この日は地平線に雲がありました。
雲の隙間から輪郭のある赤い太陽を見ることができました。

夕食:
ホテルで食事をとることもできましたが、出来るだけ外食にしました。
そのほうが旅の気分になるからです。
ホテルの周辺に何軒かの食堂とレストランがありました。
完全な地元の食堂、観光客向けの少しおしゃれなレストラン、低価格志向の観光客向けのレストラン。
完全な地元向けの食堂は、その日、ビールがなかったので諦め観光客向けのおしゃれレストランに行きました。

日本の安い食堂と同じ価格です。

カンボジアビールは軽めの味でしたが、おいしかった。

低価格のお店は後で発見し味もよくそこに落ち着きました。
次回はアンコールワットです。
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