これは、2012.12.23~12.31の記録です。
トレド
マドリッドから列車で1.5時間、世界遺産のトレドに向かいます。
古代ローマ帝国に侵入したゲルマン人が建国した国の後半の150年間の首都でした。
その後、イスラム勢力が支配しました。
13世紀初頭、レコンキスタ(キリスト教の再征服)により、キリスト教の支配となりました。
トレド駅構内は既に中世を感じます。
駅から街に向かって歩きだそうとすると、目の前は中世でした。
トレド大聖堂
レコンキスタ後の13世紀初頭から建設が始まり、
15世紀末の完成まで270年間を費やした大聖堂です。
サンタマリア・ラ・ブランカ教会
ユダヤ教のお祈りの場所であるシナゴーグでしたが、
ユダヤ人は追放されキリスト教会となりました。
商店街です。
トレドの金銀細工の、その名称がシリアのダマスカスに
由来すると言われる「ダマスキナード」のお店がありました。
刀剣の装飾から始まり、その技術が広がりました。イスラム文化の影響です。
その質の高さに驚きました。
トレドの陶器も有名です。
スペイン美術の巨匠エルグレコの最高傑作「オスガル伯の埋葬」を所蔵している、
サントトメ教会です。
ユダヤ人の商店と思います。
スペインの旅の終わりです。
【スペインの旅】マドリード・コルドバ編~①~は、こちら。
【スペインの旅】セビリア編~②~は、こちら。
【スペインの旅】マドリード編~③~は、こちら。
コメント