これは、2012.12.23~12.31の記録です。
セビリアへ
グラナダのアルハンブラ宮殿を予定していましたが、
グラナダ行きのバスはクリスマスのため休業でした。
鉄道も1本のみで、とても日帰りは出来ません。諦めました。
スペイン南部の中心都市セビリアに向かいます。
セビリアは古代ローマ前に地中海に覇権を持つカルタゴの植民地でした。
イスラムの支配を受けました。
スペインが新大陸に乗り出していた時代、セビリアは新大陸からの集積地となり、
スペイン最大の都市でした。
セビリアにはトラムが走っています。
トラムの線路は隔離されていないので、歩行者は注意が必要ですが、
トラムの運転手のほうが気を使っているようです。
市の中心部には出店が立ち並びます。
ヨーロッパ人はオープンが大好きです。温かいと言っても今は12月です。
クリスマス限定なのか、小さな遊園地がありました。
アパートは落書きもなく、とてもきれいです。
絵皿の店がありました。
アラビア文様が素晴らく、一枚買いました。店内の写真を撮ろうとすると、店内撮影禁止でした。
セビリアでの食事
ここで、ハンバーガーのマックを全く見かけませんでした。
料理はおいしく、マックの付け入る隙がないように思えました。
そして、肥満の人をほとんど見かけません。
健康な街です。
ジョギングしている人も多いです。
ホテルで紹介されたレストラン“タパス”LA-TATAに行きました。
“タパス”は日本でいう、居酒屋です。
つまみが多数あり、ビール、ワインを飲みます。
店に行きました。
20時前でしたが、時間が早かったようで、店には数人の女性グループのみでした。
メニューを見てもさっぱりわかりません。
ビールを注文したのですが、料理の開始時間はまだ来ていないようでした。
そうこうしてるうちに、若い店員は俺に任せて行けと言ったそぶりをしました。
ビールは直ぐ出てきたのですが、料理はなかなか出てきません。
大丈夫かな。
しばらくすると料理が2品出てきました。
とてもうまかった。ひき肉料理などです。
客も増えてきました。
若い店員が近寄ってきて、メニューを開き、料理はこれだと示しました。
大満足です。
昼食は軽食屋のパエリアです。塩が効きすぎです。
セビリア大聖堂
今日はセビリア大聖堂の見学をします。
セビリア大聖堂は世界で3番目の大きさを誇る、世界三大聖堂の1つのゴシック建築教会です。
すごいです。
中央のキリスト彫刻、壁の彫刻、ステンドグラスなど。
塔内を上ることができます。階段ではなく、上り勾配の回廊です。
結構な距離を歩いて見晴らし台にでました。セビリアの市街が一望できます。
古い建物が林立し、川もゆったりと流れ、まさに中世の街です。
4人の王がコロンブスの棺を担いでいます。
大聖堂からセビリアの街を一望できます。
大聖堂の近くのサークルでは大道芸人が歌っていました。
ベンチに座り、しばらく歌を聞いていました。
1ユーロを帽子の中へ。
スペイン広場
1929年、セビリアで開催された万国博覧会の施設会場として建設されました。
ムデハルと言う、イスラムとキリスト様式が融合した建築様式です。
スペイン広場は20世紀のキリスト世界の建築ですが歴史を引き継いでいます。
建物の前のたくさんの区切られたスペースにはスペインの都市名のタイルがあります。
日当たりが良いので、12月の日光を楽しみます。
楽器を楽しむ人たちがいます。
ここでは時間の流れがとても遅い。
楽器を楽しむ人を見ている、キティちゃんプリントのTシャツを着た女の子がいました。
セビリア・アルカサル(宮殿)
庭に出ました。
フラメンコ鑑賞
今日のラストはフラメンコ見物です。
いくつかの劇場はあったのですが、陸橋近くの、ロス ガリオスに行きました。
インターネットによると、20時30分からのショウ開始で、
フロントに聞き、30分前に到着するべく、ホテルを出ました。
陸橋の下の道を行きましたが、暗く、人通りも少なく、少し不安になりました。
19時50分頃に着きましたが、ショウの開始は20時からでした。
滑り込みセーフでした。満席であり、50人程度の観客です。
ドリンク、ビール付きで35ユーロです。
フラメンコはもっとセクシーと思いましたが、
演技している人たちも若くはありませんでした。
タップダンスのような、床を叩き、動きの中で、素早く正面を見て決めるポーズが基本でした。
ダンサーは女性4人、男性1人で、一人ずつ踊ります。
ダンサーは息を切り、最後には汗だくになります。
周囲にはギター演奏と歌手がいます。
最後は、全員が舞台に登場し、短い時間、一人一人が踊ります。
繊細さありませんが、悲哀を持った、最大表現でした。
スペインらしさを感じました。
【スペインの旅】マドリード編~③~へ続く
【スペインの旅】マドリード・コルドバ編~①~は、こちら。
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