ネパール・インド(2) お釈迦さま生誕の地と仏教遺跡 ナガルコットの日出、古都バクタプル

アジア

概要:

カトマンズ2日目。ナガルコットの日出を見た後、古都バクタプルを散策しました。

ナガルコット、日の出:

早朝、ヒマラヤ山系からの日出を展望できるナガルコットに行く予定です。
日本で現地旅行社に車の手配を依頼していました。

前日、フロントにこの旅行社に電話してもらいました。フロントはこの旅行社を知っていました。
呼び出し音はあるものの、誰も出ません。メイルしても返事がきません。

当日、朝4時30分、ホテルの庭で車を待ちます。フロントが出てきました。
10分待って来なかったら、寝たほうがいいよ。俺の車でも行けるよと言います。

10分過ぎました。車はまだ来ません。5分待って来なかったら、部屋に戻ろうと思いました。
空を見ましたが、星があまり見えませんでした。土埃のせいかな。
その時、ドライバーが来ました。車は発車しました。

カトマンズの緯度は奄美大島と同じですが、標高1400mです。2月末は寒いです。
この時の車の中は11℃でした。ドライバーも手袋をした防寒着です。

向かうは標高2100mの展望台です。
山を登って行きます。気温も下がってきました。道は中央のみ舗装で、路肩は舗装されていません。
道の真ん中に大きな石があり、車はこれを避けていきます。

事前チェックしたカトマンズ気温は数度から22度でした。気温は4℃になりました。
車にエアコンはないようです。軍手を持ってきたので、助かりました。
ユニクロの携帯ダウンが大活躍です。
1.5時間後、ナガルコットに着きました。

徒歩で5分、広い展望台に着きました。

既に多くの人がいました。霧がかかり、風が少しあり、寒い。
展望台には、20m位の櫓があり、猿梯子を若者は登ります。
寒いし、猿梯子だし、とても櫓に登る気にはなりませんでした。

ヒマラヤが見えると言う展望台から見える山々は、霧に隠れてぼんやりです。
寒いです。霧のためか、日の出も遅れているようです。

霧の向こうに太陽が出てきました。霧のために太陽の輪郭がはっきりと見えます。

ヒマラヤは見えなかったものの幻想的な日の出でした。

古都 バクタプルへ:

日の出を見た後、ドライバーに近くの古都バクタプルで降ろしてもらうようにお願いしました。
展望台から、来た道と反対側の道を下ります。ネパールは3王朝時代がありました。
3王朝は、バクタプル、カトマンズとパタンです。後者の2つはバクタプル王朝からの独立と言います。
下る道には、霧がかかった段々畑があり、日本にもありそうな風景でした。

バクタプルは9世紀に築かれ、12~18世紀はこの地方を拠点とした王国の首都でした。
街の中心地は城壁に囲まれています。

入場門の前に「ご神木」があり、その根元に「ご神体」がありました。

門をくぐり、中に入ります。ネパールの古都は入場料が必要です。1000円です。

石像に顔料を塗ってお祈り:

中に入ると、すぐのところに「ご神体」がありました。何人かがお祈りをしています。
お祈りは「ご神体」の顔に赤や黄色の顔料を塗ります。

この行為で「ご神体」の顔は擦り減っていました。いろいろな祈り方があります。
古い建築物が沢山あります。手入れもされていないようです。

こんなところに洗濯物を干しています。

ヒンズー寺院:

ヒンズー寺院に着きました。段差のある、大きな階段を登った先に寺院があります。
階段の入り口には、仁王様ならぬ石像があります。

大きな段差の階段を登ると、目の前の広場が一望できます。

周辺にはいろいろな石像がありました。神様かも知れませんが、ちょっと怖いです。

露店:

周辺には露店が並びます。
これは宗教に関連する露店と思います。面の多様性に驚きます。

野菜を売っている露店もあります。

陶器づくり:

この町は陶器づくりも盛んなようです。

糸をつぐむ婦人が;

入り口にwelcomeと書いてある、寺院に入りました。
中庭の中央に石像があり、入り口の両脇では、男女に分かれ、糸を紡ぐ婦人と面を作る男性がいました。婦人の写真を撮ると、金をくれのしぐさです。

寺院に集まる人々は談笑も楽しんでいるようでした。

ネパール語のイロハの紙片を渡され:

古い建物の2階にあるレストランで昼食、コーヒーを注文し、旅行日記を約1時間つけていました。

私の日記を見た、中年の店員が、これは日本語ですかと尋ねてきました。大変難しいと言います。


しばらくした後、店員が書いたネパール語のイロハの紙片を渡してくれました。
ネパール語はインドのサンスクリット語に似ているような気がします。
中国の漢字に影響を受けた日本語とはかけ離れています。

バスでカトマンズに戻りました。バス料金は25円でした。

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