アグリジェント:
今日は古代遺跡のアグリジェントに行きます。アグリジェントは古代ギリシャの植民地でした。
その後の紀元前5世紀、カルタゴとの戦いに勝ったローマが、その戦利品で神殿などを建設したと言われています。
カルタゴはチュニジア(シチリア島のすぐ下の北アフリカ)の首都チュニスにありました。
チュニスから直線距離で300Km弱にあるアグリジェントは、戦略的に重要な街だったかもしれません。
シチリア島のヨーロッパ側パレルモからアフリカ側のアグリジェントまで130Kmです。
アグリジェント行きのバスは、パレルモ中央駅の裏にありました。
遺跡直通のバスはないので、乗継です。
バスは丘陵地帯を超えます。
バスの乗継です。人はほとんど見かけません。
切符売り場で、遺跡行きのバス停を聞きましたが、言葉が全く通じません。
そこにいた30歳過ぎの太った女性が助け舟です。
でも、この女性も英語がほとんど話せませんでした。
やっと、遺跡の行きのバス停の場所が分りました。
アグリジェント到着:
アグリジェント遺跡の前には数軒のお土産屋さんがありました。
入場券を買って、入場します。
この遺跡は、残っている建造物は少なく、まさに廃墟跡でした。
崩れ去った遺跡に沿った通路を行きます。
巨大な建造物の支柱です。
バラバラになった部分を元の姿にしたような巨大な石像が横たわっています。
これで観光をおえましたが、帰りにバスの中から石の神殿?が見えました。
これがアグリジェント遺跡のハイライトのようですが、時すでに遅し。
帰りは列車:
パレルモへの帰りは列車にしました。
時間があったので、駅前のレストランで昼食のピザを取りました。
駅構内は閑散としていました。
パレルモ駅に到着しました。
民泊への帰り道:
少年たちはサッカーです。
夕食:
スパゲッティを美味しくいただきました。
港町、トラーパニ:
今日は紀元前の歴史を持つ人口7万人の港町トラーパニにバスで行きます。
トラーパニはシチリア島の欧州側の西端にあります。
バスは海岸線を走り、この日は風が強く、海は少し荒れていました。海岸伝いに住宅が並びます。
小さな港町です。大型船は見かけませんでした。
波静かな地中海ですので、小さい船でも遠くまで行けるのでしょう。
近くの小屋では網の修理です。
魚市場がありましたが、買い手は一般市民のようでした。
お客さんは少なかったのですが、お店の人はオペラのような大声を発し、売り込みます。
港の一角には守り神?
港周辺には歩道があります。
港を守るかのような岩礁です。
歩道を歩いて行くと、先っぽには、スペイン統治時代の17世紀に建設されたリニーの塔と言う、
見張り台があります。
市内に戻ります。海と街と間には防風林?があります。
お住まいは建物の色に合わせた、お揃いのカーテン?
カヴァレッタ宮殿:
街の中心に18世紀初に建設されたカヴァレッタ宮殿があります。
中には、張りぼての像がありました。意味がよく分かりませんでした。
プルガトリオ教会:
近くにあったプルガトリオ教会です。
教会の生々しい、イエスたちです。
バスでパレルモに戻ります。
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