【中東・ヨーロッパの旅】レバノン・トルコ・ギリシャ編~➉~

ギリシャ

アテネ国立考古学博物館:

クレタ島から戻り、前のホテルに預けていたバックを受け取りました。
このホテルは予約が取れなかったため、近くのホテルに移動です。

明日はどこに行こうか?

付近の旅行代理店に立ち寄りました。日帰りで、デルフィツアーに行くことにしました。
アポロン神殿のある、デルフィはギリシャ文明時代の信仰の場であり、神のお告げの場でもありました。
ゼウスのギリシャ神話を想像させます。

料金をクレジットカードで払いましたが、これが、電子読み取りではありませんでした。
専用の器具にカードをセットし、紙をカードの上に乗せ、スライドさせる、かなり昔の方式でした。
こうすると、カードの凸凹数字情報が紙に残ります。凸凹数字のないカードは使用できません。
中年の男性店員はアテネシステムと言って笑いました。
経営は苦しいようです。苦しい、ギリシャ経済です。

明日の予定が決まり、今日は国立考古学博物館に行きます。

エーゲ文明とギリシャ文明

ここには、ギリシャ各地の文明遺物がが展示されています。
この地域では、エーゲ文明、ギリシャ文明が興りました。これらの文明は点在しています。
それぞれは人口規模的には小さいのですが高度な文明です。
そして、BC2000年頃の印欧語族の流入及び非印欧語族が起こしたミノア文明があり、
民族的にも多様性があったようです。
年代順には以下のようになります。
・エーゲ文明:
  ・BC3000~BC2000:キクラデス文明
  ・BC2600~BC1200:トロイア文明(現在のトルコ)
  ・BC2000~BC14oo:ミノア(クレタ)文明
  ・BC1600~BC1200:ミケーネ文明
・ギリシャ文明:
  ・BC700~BC150

高度な文明の遺物を見ると、ミロのビーナスはフランス・ルーブル博物館よりもここにあるべきと思いました。

ギリシャ人はエジプト文明を大いにリスペクトしたと言います。
下はエジプト文明を感じさせます。

子供たちも見学です。

夕食

パルテノン神殿のライトアップ

ホテルが変わり、ホテルの屋上からライトアップされたパルテノン神殿を見ることができました。

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