イスタンブールの最終日:
今日は、イスタンブールからアテネへの移動日です。
12時30分発のフライトです。
それまでの時間、もう少しイスタンブールを観光することにしました。
イスタンブールには多くのイスラム寺院があります。
数日前にトラムの窓から見えた、大きなイスラム寺院に行くことにしました。
ニューモスク
ニューモスク。新母后が落成したことが名前の由来らしい。
建設はオスマントルコ時代の16世紀着手し、17世紀に完成した。
門をくぐり、中庭に入ります。観光客は全くいませんでした。
1週間の礼拝時間が掲示されていました。
貸し出し用の衣服らしきものもありました。観光客用でしょうか。
肌をさらしてイスラム寺院に入ることはできません。
中に入ります。
かなり大きなイスラム寺院です。
キリスト教の教会のような、マリア像、絵画などはありませんが、幾何学文様は精緻で素敵です。
幾何学文様は天井、壁、床の絨毯に見ることができます。
ボスポラス海峡、金角湾
黒海と地中海を結ぶ、ボスポラス海峡がイスタンブールの中心にあります。
向こうがアジアで、こちらがヨーロパです。
イスタンブールは、その昔、キリスト教国であった東ローマ帝国の首都でした。
イスラム教国のオスマン帝国に滅ぼされ、都市名がイスタンブールとなりました。
東ローマ帝国はボスポラス海峡に出口を持つ金角湾入り口を封鎖し、オスマン艦隊の侵入を防いでいました。
オスマン帝国は艦隊の船をボスポラス海峡から山越えし、金角湾入り口の封鎖を回避し、金角湾に船を進水させました。
戦いはオスマン帝国の完勝です。この奇抜なアイデアが勝敗を分けたと言われています。
ガラタ橋
金角湾に架かる橋の1つである、約500mの可動橋であるガラタ橋が、ヨーロッパのニューモスクの近くにあります。
橋一部は2階建てになっています。橋の下にお店があります。
今日は月曜日の朝ですが、釣りを楽しんでいる人も多くいました。釣果のある人も。
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