【中東・ヨーロッパの旅】レバノン・トルコ・ギリシャ編~⑤~

トルコ

イスタンブールへ:

ベイルートからイスタンブールに向かいます。機内食はありましたが、期待するものではありません。

イスタンブール近くのアタチュルク空港に着いたときは日が暮れていました。
ホテルの住所を確認し、バスでホテルのあるイスタンブール市内に向かいました。

このようなリムジンバスがあると少し安心します。タクシーとの運賃交渉もありません。

イスタンブール市内に到着しました。

ホテルは裏通り

さて、ホテルはどこにあるのか。何人かに聞きますがよくわかりません。

住所はこのあたりです。ホテルは路地裏でした。人気はほとんどありません。
ホテルの名前は“ザ ムーン レジデンス”。ホテルではなく、寝泊まりするだけのB&Bです。 

ホテルの前に、スーツ姿の体格の良い、お兄さんがいました。体格の良さが絡み、ボディガードのようでした。路地裏で不気味でした。

フロントはホテルマンとは思えない、愛想のない、太った中年男性でした。フロントと言っても、テーブルにパソコン1つ。

大丈夫かなぁ。

翌日、ホテルの周辺を見ると、そこは工事中の一帯に隣接していました。
恐らく、古い建物を壊し、都市開発を行っているのでしょう。ホテルの写真映りはいいです。
通りに面する部分は改築したようです。インターネットでホテルの予約をしましたが、インターネットと実際のイメージに落差があります。

大衆食堂

夕食はホテルフロントの中年に聞いたレストラン?でとりました。

ここは地元の一般の人が来る食堂でした。
おかず、飲み物を注文し、大きなタッパに入ったパンを自由に取ります。
椅子は丸椅子、鉄の4本足のテーブル。
お客さんは多く、その身なりは、まさに地元。女性客はいませんでした。
でも、味は良かった。価格も数100円。ホテル、食堂とトルコを実感できました。

新市街から旧市街へ、金角湾の下を電車で:

今日はイスタンブールの代表的観光名所である、通称ブルーモスクと呼ばれているスルタンアフメト・モスク、アヤソフィア博物館とその周辺の観光です。  

ホテルの従業員の案内で広場を横切り歩いて5分ほどの電車の駅まで一緒に行きました。
この従業員から切符の購入方法を教えてもらいました。従業員の好意です。

新市街から旧市街へ電車は金角湾の下をくぐり、目的地に向かいます。
この海底トンネルは日本企業も参加した工事でした。

電車はとても新しく、驚きました。

当初の計画は、事前に、インターネット予約したフリーツアーと呼ばれている、ボランティアが企画する観光ウォーキングに参加することにしていました。

ここはスルタン・アフメト公園であり、その周辺に、ブルーモスク、アヤソフィア博物館、トプカピ宮殿があります。少し歩くと、地下宮殿、グランドバザールがあります。

フリーツアーを待っている間、トルコ人が流ちょうな日本語で話しかけてきます。
この人たちは、何か目的があります。
なので、人を待っていると告げます。そうすると、それ以上話しかけてきません。

でも、この日本語のすごい流暢さは何でしょうか。
トルコ語の文法は日本語に似ていると言いますが。何年間も日本で生活していたのかなぁ。
日本語を話すトルコ人がほとんどこの調子です。

驚きです。

絨毯の売り込み

時間が過ぎても、誰も来ません。どうしようか。
その時、大学生らしき青年が声を掛けてきました。日本語を勉強している好青年、観光客目当ての目的もなさそうでした。周辺の観光名所を楽しんでくださいとのこと。

しかし、この青年の一族は絨毯を販売していて、すぐ近くに店があると言います。
少し乗せられてきました。

見るだけでいいので、見ませんか。

結局、店ではなく、店の横を通り、絨毯が数多く置いてある、部屋に行きました。
そこには、この青年のお兄さんがいました。このお兄さん、流ちょうな、丁寧な日本語を話します。

お茶が出てきました。会話が始まります。
最初に、見る方向により違ったデザインとなる絨毯を見せてきました。
確かに、素晴らしい。

このお兄さんはプロの営業でした。
絨毯を買わせようとしているのですが、会話に強引さがまったくありません。

日本を数多く、訪れ、絨毯販売をしている。近く、名古屋に行く予定があるとのこと。
でも、絨毯の値段は言いません。こちらにいくらと思いますかと聞いてきます。
ふらっと、なりそうです。名刺だけ頂いきましたが、変な顔もしませんでした。

アヤソフィア博物館

さてと、アヤソフィア博物館に行きましょうか。
アヤソフィア博物館は、ここが東ローマ帝国時代に、キリスト教の大聖堂として建設されました。
その後、オスマン帝国になったとき、一部改修され、イスラム寺院となりました。
近代になり、博物館となりました。

同じ建物を、異なる宗教が使う例はほかにもあります。
スペイン・コルドバのメスキータはイスラム寺院として建設され、キリスト教会になりました。

アヤソフィア博物館には、壁で隠された、キリスト教のモザイク画があります。
現在、このモザイク画を見ることができます。

巨大な円形のカリグラフィーはイスラム教の聖人の名前です。

イスラム教の聖職者がここに立ちお説教をするようです。

現在は博物館ですが、その前はモスクでした。いずれのモスクも天井の装飾は素晴らしい。

贅沢を尽くした生活用品を見ることができます。

はがれた壁からキリスト教が出現します。

偶像崇拝禁止のイスラム教が使用する時、単に壁を塗るだけでとどめたことは意外でした。

ザクロジュース

モスクの前の広場でザクロジュール売りがいました。その場でザクロを絞ります。
1杯買いました。

スルタン・アフメト寺院(ブルーモスク)

門をくぐり、中庭に入ります。

寺院内に入る場合の服装が示されています。

次は地下宮殿です。

ここは、ローマ帝国時代の貯水場です。柱がありますが、再利用と間に合わせなのでしょうか、石の顔が横を向いたり、逆さになったりして、土台となっています。映画、007の撮影現場にもなったそうです。

メデューサの顔が土台になっている石柱です。
メデューサは、ギリシャ神話の見たものを石に変える怪物です。

グランドバザールに向かいます。


ここでしつこいトルコ人に会いました。小話を英語でまくしたてます。こちらが歩いていても、ついてきて話を続けます。土産物屋の販売員です。無視です。

グランドバザールは建物の中に、宝石、金細工から食料品まで、数知れないお店。
しかも、品質は高そうです。世界一のショッピングモールかも知れません。

ストリートミュージシャンがいました。

トプカピ宮殿に行きましたが、入場時間過ぎで入ることができませんでした。

今日はたくさん見ました。明日は、世界遺産のイスラム寺院の予定。
でも、同じような模様なのかなぁ。

旅行代理店に入る。

ガイドブックを見て、ようし、予定変更。少し遠いが、パムッカレだ。

でも、フライト、ホテルの予約もないし。

取り敢えず、ホテルの近くの繁華街で旅行代理店を探そう。

ありました。入ったのが、18時でした。閉店時間は18時30分でした。滑り込みセーフです。

1時間程度のフライトでイズミールへ。ホテルも予約しました。荷物は今泊まっているホテルに置いておきます。イズミールからパムッカレの往復の移動もお願いしました。

夕食はレストラン

夕食はレストランで取りました。

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