ミャンマー紀行(9)ヤンゴン、最大聖地シュエダゴン寺院、寺院、キリスト教結婚式、ラッキーセブン

ミャンマー

概要:

シュエダゴン寺院:ミャンマー最大聖地の仏教寺院、複数の巨大仏陀が並ぶ。青年僧が瞑想。
スーレー寺院:水をかけお払い。
キリスト教会での結婚式:式典と美女たち。
ラッキーセブン:仏陀を祀るコーヒーショップ。

マンダレーからヤンゴンのフライト:

朝、8時40分のフライトで最終訪問地のヤンゴンに向かいます。
ほぼ満席のフライトで、私は3人席の真ん中、窓側はお坊さん、通路側は30歳くらいの女性でした。
機内でドリンクサービスがあり、久しぶりのコーラを頼みました。
とても美味しく感じ、お代わりをしました。
使用後のプラスチックコップの回収でCAが来たので渡そうとコップを差し出しましたがCAは気づきもせずに足早に通り過ぎていきました。
すると隣にいた女性が私のコップをとり席を離れCAに渡したようです。
なんと親切な女性でしょうか。
隣のお坊さんはキンドルで英文を読んでいました。
着陸間近になった時、隣の女性がミャンマーの最高額札を取り出しお坊さんに何か話しました。
お坊さんは差し出したお札に手を触れ念仏らしきと唱えます。
念仏が終わると女性は手を合わせ、頭を下げました。
私は真ん中の席にいるので、私の目の前での出来事です。

ヤンゴン空港からホテルへ:

空港からホテルへの移動手段はバスを使いました。
空港インフォでホテルの近くのバス停と乗り場を聞きました。
インフォには無料の日本語のヤンゴン地図がありました。
ホテル近くのバス停をボールペンで印してもらいました。
乗り場はすぐ分かりましたがそこには各方面のバスが停車します。
バスを待っている人がいたのでどのバスに乗ればよいか聞くことができました。
バスが来ました。
念のため運ちゃんに降りるバス停を印した地図を見せました。
料金は500チャット(35円)でした。
細かいお札は300チャット(21円)しかなく、1000チャット(70円)を見せると、運ちゃんは300チャットに負けてくれました。
料金箱はありますが運ちゃんは現金を触ることができないようです。
このバスの吊り革には黒のビニール袋が括り付けてありました。

すぐにその目的が分かりました。
と言うのも、バスでミャンマー国内を移動しましたがその乗客がビニール袋を使っていました。
ミャンマーでは噛みタバコが一般的です。
この噛みタバコは味付けされたキンマと言う木の葉です。
噛んでいると口の中が唾液と共に真っ赤になります。
これを飲み込みません。
真っ赤になった唾液をこのビニール袋に入れます。
道路に吐かないためのマナーです。

シュエダゴン寺院:

この寺院はミャンマー最大の聖地です。
ホテルの近くなので歩いて行きました。

入場券を買い、靴は下駄箱の中に入れます。

中央に仏塔がありその周りに多数の仏陀があります。

仏塔の周囲の建物の中にたくさんの仏陀が安置されています。

並んでいる仏陀の大きさは同じです。
これらの仏陀には上下関係がないようです。

建物の中の仏陀の配置が面白いです。
背を向け合っている仏陀がいます。

肌の色の異なる仏陀たちが同居しています。

涅槃像がありました。
ここでも目を開けていました。
槃とは悟りの状態らしいのですが、目を開けて横になっている仏陀はくつろいでいるように思えます。

大仏陀の前に数100の小仏陀がありました。

日差しが強く、建物の陰から、仏陀を拝む人々です。

菩提樹があり、その前でお経をあげていました。

この暑さ、強い日差しの中で瞑想している、微動だにしない若い僧侶がいました。

疲れたので、建物の階段に腰かけて休憩していました。
30歳くらいの女性ガイドが話しかけてきました。
知りたいことがあったので撮った写真を見せ質問しました。
会話の途中から、50歳くらいの男性ガイドも会話に加わりました。
男性ガイドは私の来ている服装を見て、
「それ、ユニクロじゃないか」
と言います。
男性ガイドが着ているものもユニクロとのことです。
男性ガイドは日本の僧侶は結婚もできてお金持ちでうらやましいと言います。
ミャンマーの僧侶は、結婚は出来ないようです。
この日の夕食は、ホテルに近いタイフードレストランで取りました。

スーレー寺院:

入るとすぐに30歳くらいの男性に呼び止められました。
どこから来たのかと聞くので、日本と答えました。
すると、「カマクラ、カマクラ」と言って寺院の一角にある仕切られたスペースに案内されました。
その入り口には30歳くらいの男性がいました。
中に高さ1.5m位の黄金色の仏像が安置されその前に僧侶がいました。
中に案内されると僧侶がお経を唱えます。
そして、水の入った透明ガラスコップに浸してあった木の小枝を取り出し付着していた水を私にかけます。
お払いのようでした。
最後に金の要求です。
30歳男性は最高額札を見せます。
「なんだ、詐欺じゃないか。」
首を横に振り少しばかりのお金を僧侶に渡しました。
30歳男性もお金の要求です。

でも、僧侶に拝んでもらうために、ここに来るミャンマーの人々も多いのではないかと思いました。

教会での結婚式:

ヤンゴンに19世紀建設されたセイントメアリー大聖堂があります。
人口の90%が仏教徒の国の大聖堂に行きました。

大聖堂に着いた時、その庭園にはたくさんのテーブルが並び、何かを準備しているようでした。
そして看板がありました。
結婚式でした。

入り口から中を覗き込むと、係員がどうぞ中にお入りくださいと手ぶりをします。

中に入ると、結婚式の真っ最中でした。
係員が空席に案内してくれました。
時間があったのでずっと結婚式を見ていました。
下の写真の右にいる人は司教のようです。
新郎新婦は最前列で着席しています。

ケーキカットのような儀式があり、その後、新郎が新婦にお食事を与えていました。

新郎、新婦のそれぞれのご両親の挨拶です。

参列者の中を、花びらを投げる子供を先頭に、新郎・新婦とそのご両親が退場します。

新郎・新婦、それぞれのご両親は出口で参列者を迎えます。

ここで若い女性がいたのでワンショットです。

宿泊しているホテルのフロントに新郎と新婦の宗教が異なった場合、結婚式はどこでするのか質問しました。
すると、結婚式を2つの宗教の元、2回行うとのことでした。
日本では、新郎、新婦が共に仏教徒であっても、教会で結婚式をあげることがあると言うと、フロントの若い女性は驚いていました。
近くに、見過ごしそうなイスラム寺院の看板がありました。

娯楽:

サッカー:
シュエタゴン寺院の近くにサッカー場があり、ミャンマーリーグの看板がありました。

セパタクロー:
足と頭を使って、ネット越しの相手のコートにボールを入れるセパタクローをホテルの前で朝からやっていました。

ラッキーセブン:
ラッキーセブンはヤンゴンの喫茶店チェーンです。
スイーツなどもたくさんあり、皆さん、注文していました。

英語メニューがあり、「ミャンマーティー」を注文しました。
出てきたのは甘いミルクティーでした。
ホテルで聞くと、ミルクティーがミャンマーでの日常のお茶とのこと。

お店の一角には仏陀が祭られていました。

ショッピングモール:
中心地に世界ブランドが入ったショッピングモールがありました。
レストランもありました。
日本食レストランのメニューのプライスは日本に近いのですがお客さんはいました。

ゲームセンターもありましたがお客さんがいませんでした。

タクシーアプリ:
ホテルフロントでタクシーを頼むと携帯アプリで呼び出します。
アプリにはホテルに到着するまでの時間と行き先までの料金が表示されています。
タクシーに料金メーターがありません。
料金は35円(500チャット)単位です。

今回でミャンマー編は終了です。

これでミャンマー編は完了です。


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