ミャンマー紀行(6)モンユワ、ポーイン山石窟、タウンボッデイ寺院、レーチョン・サチャー・仏陀など

ミャンマー

概要:

モンユワのポーイン山石窟、タウンボッデイ寺院、レーチョン・サチャー・仏陀などを巡ります。
ポーイン山石窟:石窟の中に多数の仏陀がひしめいています。
        巨大涅槃像で生計を立てる、子供のいる家族。
タウンボッデイ寺院:無限数の仏陀がある黄金パゴダ。
レーチョン・サチャー・仏陀:高さ100mを超す立像仏陀と身長100mを超す涅槃仏陀。

ポーイン山石窟:

今回の旅行をミャンマーにしたのは、これは見たかったからです。
インド、中国の石窟に匹敵すると言います。
ホテルで行き方を聞きました。
トクトクで1800円でした。
ホテルで予約しましたが15分待っても来ないので別のトクトクをお願いしました。
ホテルを出て途中から雑木林の中の狭い道を走ります。
約1時間、高さ数100mのポーウィン山に着きました。
入場料は210円です。
階段があり、登って行くと、猿たちがたむろしていました。
猿たちが階段をふさいでいますが、これを通り抜けなければなりません。

猿たちに近づくと猿たちの目は優しく穏やかでした。
猿たちを跨ごうとすると猿たちは遠慮します。 
ポーウィン山は岩山です。
そこにたくさんの石窟がありました。

石窟の中には石像があります。

黄金の涅槃像もいくつかありました。

壁画もありました。

涅槃像ではなく、座像でもなく、立像でもありません。

この石窟も圧巻でした。

狭い石窟に、所狭しと石像があります。

ハイライトです。
右側が巨大涅槃像の入り口です。

この石窟の中には巨大な黄金の涅槃像があります。

この石窟は三人の家族の仕事場でした。
お土産を売る夫、お供えの花を売る妻、ガイドの5、6歳の子供。
この時の見学者は数人の男性と私だけでした。
数人の男性は花を買い、供えていました。
子供が英単語でガイドです。最後に「マニー」と言います。
多少のお金を渡すと素早く母親の元に去っていきました。

タウンボッデイ寺院:

ポーウィン山から戻り、ホテルに着くと昼過ぎでした。
午後2時からタウンボッデイ寺院に同じトクトクで向かいました。

中に入るとすごい数の仏陀です。
その数50万体と言うことです。
ちなみにモンユワの人口は30万人です。
中は区切られ区切り毎に大きな仏陀そしてその背後に数え切れない小さな仏陀たちです。

このような造りが沢山あります。

仏陀が右手を前に差し出し、差し出した手の指が地面に触れるポーズです。
お釈迦様が悟りを開く前、悪魔の誘惑をお払いになった意味があるそうです。
ミャンマーの仏陀はこのポーズがほとんどでした。
前で絡めた両手の手の指のポーズは説法。
有難い教えを述べられる姿です。

レーチョン・サチャー・仏陀:

ここには世界第二の高さ116mを誇る仏陀があります。

立像の前に110mの涅槃像があります。
涅槃像と言ってもしっかりと目を開けています。

立像の内部に入ることができます。
30階あり各階に仏陀と壁画があるそうです。
壁画は地獄絵図から悟り絵図に変わっていくそうです。
エレベーターはありませんので2階に登って終了しました。

近くでは、更に巨大仏陀を建設中でした。
ミャンマーは経済的に豊かではありませんが仏陀建設でお金を使うことがミャンマーの人々にとって、幸せなことのようです。

この近くの寺院にはたくさんの仏陀がいました。
丸ビルのような塔の全面に仏陀がいました。

庭にもたくさんの仏陀がいました。

次回は托鉢、義理の寄付のマンダレーです。



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