ミャンマー紀行(4)バガン漆器、民家、寺院、修道院、仏塔群

ミャンマー

概要:

バガン漆器の製造所、販売所に行きました。
多くの職人が手分けをして漆器を完成させます。
基材は竹です。
豊臣・江戸時代初期にバガン漆器技法が伝わります。
バンブーハウスと言われる民家に行きました。
簡単な造りですが暑い気候をしのげます。
黄金パゴダ寺院、木造の修道院、小仏塔群を巡りました。

バガンの漆器:

バガンはミャンマー最大の漆器製産地。
オールドバガンの隣村であるミンカバー村に工場と販売所があり行ってもらいました。
ミンカバー村は運ちゃんのふるさとでした。
工場は分業で漆器を作っていました。
心材は竹、チーク材それに馬の毛です。
馬の毛製は繊維強化プラスチックの元祖ですね。
黒漆を手で塗っている、かぶれない特別な人です。

20-30人が狭い場所で絵付けをしていました。

細部まで丁寧に仕上げられ、金も材料の1つで、漆器の質はかなり高いと思います。
豊臣・江戸初期の頃のご朱印船貿易でこれらの漆器が日本に輸入され茶人に珍重されました。
そして、その技法で日本でも生産されるようになったとのこと。

バンブー民家:

今回のミャンマー旅行で、ここバガンが最も田舎のような気がしたので、古い民家を見たいと思いました。
トクトクの運ちゃんにミャンマーの古い家はないかと聞きました。
そばにいた男性が「バンブーハウス」と言ってその場所を運ちゃんに説明しました。
一般の家屋に入っていきました。
婦人が仕事をしていましたが運ちゃんとは顔見知りではないようでした。
でも、我々を気にせず仕事を続けています。
塀も壁も竹です。
確かに、バンブーハウスです。
2階建てです。
この建物、築数年以上と思いますが、これで、1年通して、生活ができるようです。
雨はともかく、強い風は来ないのでしょう。
意外と快適かも。
電波受信アンテナはしっかりとありました。

ダマヤンジー寺院:DHAMMAYAZIKA

ナッタウン修道院:

たくさんの寺巡り、頭が飽和してしまいます。
そうと思っている時の木造寺院でした。
その色彩があったのか不明ですが、高度に精密な木彫りが建物を覆います。

Yin-ma-na-hpaya 寺院:

小さい仏塔が立ち並ぶ一角に高さ20mもないちょっとした高台があります。
ここは夕陽を見る、スポットの1つです。
高さはないのですが、景色が変わります。
小さいパゴダが立ち並びます。

日の入りです。

夕食:

ホテルの少ないミャンマー料理の1つである魚のカレーがこの日の夕食です。

ホテルの前の寺院はライトアップされていました。

次回はポーウィン山石窟のあるモンユワです。

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