概要:
チベットの標高4700mのナムツォ湖(天の湖)に列車で行きます。
途中の草原でヤクが草を食んでいました。
5000mを超え、標高4700mの塩湖のナムツォ湖に着きました。
チベット寺院にすごい形相の像がありました。
チベット料理。チベットの子供たち。マンダラ。
ミニバスでナムツォ湖へ:
ラサからミニバスで聖地ナムツォ湖に向かいます。
所要時間は4,5時間です。
道は川沿いを走ります。川の水は泥水で護岸もしっかりとしていません。

途中の休憩場所に屋台のお土産屋さんがありました。

しばらく行って、昼食です。
塩気の強いうどんです。


食べていると老婆が店に入ってきました。
物乞いです。
皆さん1元を差し出します。
しばらくすると、年頃が同じご老人が入ってきました。
物乞いです。
タイミングから、先程の老婆から情報を仕入れたようです。
二人は夫婦かもしれません。
だれも取り合いませんでした。
チベットの民家がありました。
白いレンガ造りで頑丈そうです。

彼らの多くはヤクや羊の家畜の放牧が家業です。
広い平原に数10頭が草を食んでいました。
でも、牛舎は見当たりませんでした。

ナムツォ湖周辺は管理区域になっているようです。
いよいよナムツォ湖です。

しばらく行くと大渋滞です。
その原因は中国軍隊です。
狭い道に50台を超える中国軍隊の車列です。
兵隊を乗せる車、大砲を乗せる車などが低速で走って、片側を占領しています。
軍隊の車の次はヤクの道路通行です。

写真では分かりづらいのですがヤクの糞が積まれています。
木のない高地ではヤクの糞は大切な燃料です。

標高は更に高くなります。
近くの山頂付近はうっすらと雪が見えます。

標高は55000mに達しました。
その後、標高は下がり、平原でヤクが草を食んでいました。

ナムツォ湖(天の湖)に着きました。
世界最高の標高(4700m)の塩湖です。
その広さは琵琶湖の約3倍です。
観光できるのは4月から10月までです。
青き湖の背景には7000m級の雪を頂いた山々、その前の稜線たおやかな山々。
空の青さと白い雲。
その美しさはまさに聖地です。

ヤクは牛の一種ですが、毛が長く、大きく、チベットの気候に順応しているのでしょう。

大きな岩に沿い小さなお寺と僧が修行している岩穴がありました。
お寺の内部の写真を撮ることができました。

ここにもチベット仏教を象徴する仏像がありました。

チベットでは「男性は方便、女性は叡智」と言うようです。
その表情から男性が女性にかみつき、喧嘩をしているように見えます。
これが方便と叡智が一体となった像です。

仏像?の頭にあるたくさんの小さな白い頭部はどくろのようです。
目を大きく見開いた像は迫力満点です。

その一方で柔和な金色の顔をした像がありました。

この一角には数10mのいくつかの大きな岩があります。
周辺は平地ですので際立ちます。
なぜこのような大岩があるのか不思議です。
そしてこれらは神聖なものになっているようです。


岩穴の建物は修行僧の住居です。その1つに入りました。
内部には仏像と高僧の写真がありました。
この高僧は修行僧と同じ出身地とのことでした。
修行僧からプラスチックボトルに入った聖水を右の手の平に少し頂きました。
聖水で口を濡らし、残りを頭にかけます。
胃の具合が心配でしたが何ともありませんでした。


湖に突き出した小さな岬にはタルチョーがありました。

岩の一角に祈願した岩絵がありました。

もう1つの祈願方法は石に文字を刻むことです。
文字が刻まれた、たくさんの石が並んでいました。

花の咲く時期は過ぎたようですが一輪の花が咲いていました。

観光客用のプレハブの宿泊施設が岩陰にあります。

宿泊施設のトイレはなぜか立ち入り禁止です。公衆トイレはありますが古い中国式です。
ドアはないし、清潔とは言えません。
同行したツアー客はスカイトイレットと言っていました。
ここで、1泊です。8月末とは言え、4700mです。
部屋にエアコンはなく、6つあるベットに、結果的に、女性2人と私が泊まることになりました。
電気シーツと布団1枚です。心配です。
ここで、持参したホッカイロにヒートテックのタイツ、長袖下着などで耐えることができました。
翌日、ホッカイロを渡した女性たちから感謝されました。これがなかったら眠れなかったと。
翌朝、日の出を楽しみにしていました。
息も絶え絶え、丘に登ります。
でも、雲が多く、日の出を見ることはできませんでした。
雲から木漏れ日の日の出は幻想的でした。

部屋に洗面所はありません。
屋外の水タンクの水を使います。とても冷たかった。

食堂ではストーブに火が入っていました。燃料はヤクの糞でしょう。

チベット料理:
チベット料理に挑戦です。
日本でよく見かけるような料理の姿です。味は濃い塩気が基本のようです。
ちょっと物足りないような気がします。
皮の厚い、餃子のようなものは「モモ」と言います。具にヤクの肉を使ったものもあります。



マンダラ:
ラサでお土産屋さんでマンダラを見かけました。
そして、美術館のようなマンダラ専門のお店がありました。
数mの大きさのものがありました。
その精緻さは驚くべきです。数10cm角のマンダラを買いました。

チベットの子供たち:
路上で子度たちが遊んでいました。
メンコのようなものを手のひらに載せ、落とさずに回したらよいようです。

子供の撮影を気さくに応じてくれた若いご婦人です。

ナムツォ湖の修行僧の住居にいた子供です。
カメラを向けると、こちらをじっと見ます。

雨の朝、登校する小学生です。
小学生のユニフォームがあるようです。

小学校の校門は下校の子供を待つ親であふれていました。

同じツアーのアメリカ人女子大生に娘を連れた母親から一緒に写真を撮ってよいかのお願いがありました。
ホテルの朝礼:
宿泊したホテルの玄関の前で朝礼をしていました。
従業員勢揃いのようです。


ラサから西寧へ(フライト):
今日はラサから西寧へ、フライトで移動です。
朝、4時頃、「ブツ」と音がして、停電になりました。
すぐに復帰すると思いましたが復帰しません。
フロントに行くと、デスクに何本かのローソクが燈っていました。
チェックアウト時、レストランを見ると、何人かがろうそくとともに食事をしていました。
電気なして、調理したようです。
8時のバスでラサ空港に向かいます。
ツアー会社とは別会社の空港までのバスでした。
バスはいくつかのホテルで観光客をピックアップし、空港に向かいます。
その観光客の中にネパールからチベットに入りしたアメリカ中年女性がいました。
彼女はネパールから中国に入国する際、1,2kmの徒歩だった、と予想外の感想を言っていました。
でも、荷物はツアー会社の人が運んでくれたとか。
私の座席は運転手のすぐ後ろでした。
空港までの約1時間、運転手はその間ずっとブツブツ言っていました。
歌ではありません。お経と思います。

フライトから眼下に見える風景は荒涼とした山々が続きます。
ラサへ向かう列車の車窓からの草原とは異なる厳しい自然の姿です。
美しいです。



次は西寧経由敦煌編です。
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