概要:
経路:ローマ・フィイミチーノ民泊後、ローマ・フィウミチーノ空港からミュンヘン、クロアチア・ザグレブ経由ドブロブニク。
ドブロブロニク民泊:フライト遅れで深夜民泊到着。
ドブロブロニク:赤に染まる旧市街。教会。民族踊り。砂浜のない海岸線。
旅の目的:
中国に行き先を決め調べ始めました。
14日未満の中国旅行はビザ免除ででしたがコロナでこの制度を停止した。
昨年末に欧州の国々はコロナ前の制度となりましたが日本は依然としてビザが必要でした。
原発の処理水放出への対抗措置らしい。
でも、ビザを取得し行こうとしました。
ビザは事前に本人情報を登録する必要がありました。
その情報を調べてみると、本人以外に同居していなくても家族全員、両親の住所まで必要であることが分かりました。
なぜ、本人のビザなのにこれほどまでの情報が必要なのか少し恐ろしくなりました。
中国を取りやめ、冬でも行けそうなクロアチアに変更しました。
旅の準備:
前回はアジアのウズベキスタンの旅でした。
フライト料金もお手頃値段でした。
日本からクロアチアへの直行便がありません。
フライト料金をネットで調べると、円安もあってか、欧州へのフライト料金は以前の1.5倍以上でした。以前、利用していた中東経由欧州のフライトは低料金の範囲を超えていました。
そこで、まず、クロアチアに近い欧州への低料金フライトを探しました。ありました。
北京経由ローマの中国航空フライトでした。
ローマからクロアチアのザグレブのフライト料金は予想の範囲でした。
ザグレブからクロアチアの最初の目的地ドブロブニクへのフライトも予想の料金でした。
これらのフライトを乗り継ぐためにローマで一泊する必要がありました。
時間はあるのでローマ一泊は気になりません。
次は宿泊です。
ホテルを検索するとこちらも料金が高い。
そこで、低料金の民泊にすることにしました。
私にとってホテルに宿泊する価値は情報入手です。
今はネットがありますので少しはましですが現地情報は現地語を入力できないと得ることができません。
手持ちのスマホでは不可能です。
予定がしっかりしていれば新たな情報の入手の必要性はそれ程ありません。
出発:
3月14日、朝4時30分、予約のタクシーでJR鶴見駅に向かいます。
歩いて、3分、京浜急行鶴見駅に着きました。
一番電車の羽田空港行きまで約30分です。
羽田空港で海外SIMの販売があり、値段を確認しました。
欧州10日、10Gで1.1万円でした。
高い。
羽田のチェックインカウンターは既に多くの人で列ができていました。
パスポートをかざし、カメラの顔認証でフライトゲートに行きます。
中国航空フライトでの座席は変更になりその座席は閑散としていました。
外国人乗客を集めたようです。
エコノミーでしたがウエルカムドリンクが出ました。
悪い中国経済で苦労しているようです。
北京へのフライトの機内食です。

北京空港で乗り換えです。
ここでもセキュリティチェックがあります。
パスポートと本人の顔を照らし合わせパソコン画面で確認しているようですが時間がかかります。
チェックが終わるとボーディングチケットに文字が判別できないスタンプを押します。
これって必要があるの。
飛行ルート:
フライトを乗り継ぎ、座席前の画面でローマまでの飛行ルートを見ました。
なんと、ウクライナのキーフ上空を通過するようです。
中国のフライトだからできるのかな。

ローマが近付くと飛行ルートは変更?になりキーフから遠く外れていました。

ローマ・フィウミチーノ空港に到着:
羽田で預けた旅行ケースは早く出てきました。
旅行ケースを受け取り、次はスマホのシム購入です。
荷物受け取り場所にSIMの出店がありましたが10日、50Gで50ユーロはかなり高いと思い、購入しませんでした。
空港ロビーに出て案内所でSIM売り場を聞きました。
SIM販売店でも同様な価格でした。
仕方がなく購入しました。
SIMセット、30分後にSNSが入るのでそこから機能するとのことでした。
店員がどこに電話したいのかと聞くので、民泊と言うと、店員は自分のスマホで電話してくれました。 スマホが使えるまで30分掛かると言うことで、4kmの民泊への移動手段をバスからタクシーに変えました。
民泊に最寄りのバス停を聞いても自分で調べて下さいと言います。
加えて、google mapが使用できないことがその理由です。
フィウミチーノの民泊:
民泊到着前にタクシー運転手はここはフイミチーノ料金で25€と言います。
民泊のあるビルの門は施錠されていました。
インターフォンを押しますが応答はありません。
タクシーの運転手は自分の時計を指差しその場を去りました。
人通りの少ない道路に面する民泊ですが中年男性が歩いてきました。
私のスマホが機能しないので私の代わりに民泊へ電話して欲しいとお願いました。
中年男性は快く引き受けてくれました。
電話後、民泊のあるビルの門に民泊オーナーが現れました。

部屋は2階でした。

鍵が4つもありました。
30分を過ぎてもスマホにSIMのSNS来ていません。
明日、空港のSIM店に行くことにしました。
翌朝、窓からバス亭が見えました。
時間に余裕がありましたが民泊オーナーの車(20€)で空港に行くことにしました。
空港への車の中でスマホのSIMが機能していないことをオーナーに話しました。
オーナーは車を止め私のスマホを確認し始めました。
オーナーはスマホに精通していました。
私のスマホが機能し始めました。
フィウミチーノ空港にて:
今日はルフトハンザ航空でミュンヘン経由ザグレブそしてドブロブニクです。
ザグレブまで4時間、5時間待ちでザグレブからドブロブニク1時間。
到着予定時刻は22時です。
フィウミチーノ空港でまず朝食です。
イタリアなのでピザを注文しました。

空港では若い男性2人がボーカルと空港ピアノ演奏をしていました。
一部の若い女性たちが喝采です。
NHKーBSの「空港ピアノ」は一般演奏者のピアノ演奏ですが面白いです。

ドブロブニクへ:
小型のフライトでミュンヘン、ザグレブを乗り継ぎます。

16時、定刻にザグレブに到着しました。
5時間待ちの21時発のザグレブからドブロブニクに向かう予定です。
しかし、フライトは2時間遅れで航空会社から€7の食事券がでました。
金額を足してサンドイッチを購入しました。
Airbnbから民泊との通信アプリのあることのメイルを受信しこれをダウンロードしていました。
このアプリはとても使いやすかった。メイルがLINEのようになります。
これを使い、民泊に2時間遅れると連絡しました。
すぐの対応があり大丈夫とのことでした。
ドブロブニクの民泊:
ドブロブニクに着いたのは24時を回り、次の日になっていました。
空港から民泊オーナーとの待ち合わせ場所であるバスターミナルまでバスで行きました。
空港からのバスはフライトに合わせた時間であるとのネット情報がありましたがその通り深夜12時過ぎてもバスがありました。
バス切符売り場で切符(€10)を購入しました。
バスターミナルに着いた時は1時近くになっていました。
バスターミナルには照明はありましたが私一人で他に誰もいませんでした。
アプリでバスターミナルに到着したことを民泊オーナーに連絡します。
すると、5分もしないうちに民泊オーナーの車が到着しました。
感謝です。
オーナーは民泊に直行せず周辺を案内してくれました。
次の日、撮った民泊の写真です。

アドリア海が見える窓からの眺めは良かった。

近くには小さな教会がありました。


海岸はすぐそばでしたが砂浜はなく岩が直接海に接する海岸でした。




ドブロブニク旧市街:
民泊から歩いて15分のところに旧市街があります。

案内所で聞くと旧市街に入ってすぐのところに入場券売り場があるとのこと。

入場券は城壁と城内は別々になっていた。
城壁は登ると通路になっていて通行でき見晴らしがよい。
城壁込みの入場券を購入した。
最初に城壁を巡り、その後、市内を回ることにしました。
急な城壁の階段を登ります。

城壁から旧市街を一望できます。
全ての建物がオレンジ系の色一色です。



屋根の瓦はオレンジ系ですが、いくつもの色調があります。


旧市街に山が迫っています。

旧市街には港がありました。

旧市街近くのスルジ山の頂上にロープウェイで登りました。

旧市街の海側に砂浜はなく、城壁がそのまま海に面しています。

旧市街は大きな通りを中心に広がっています。
横道は狭い。



階段を登ると大聖堂があります。


中に入ることができます。


民族踊りと演奏:
アトラクションがありました。
楽器演奏をバックに民族衣装の若い男女が踊ります。









近くにレストランはなく、2泊しましたが食事は近くのスーパーで買ったパンでした。
オーナーの奥さんが作ってくれた菓子パンは有難かった。
次回はスピリトです。
コメント